大学生の僕は、とにかく英語をがんばりました

いまから遡ること10年。
時は2008年1月、世間ではいろいろなことが起きていましたが、英語に夢中だった僕はそんなことには目もくれず、英検やTOEICの勉強に明け暮れていました

たしか年末にお金を下ろすのを忘れてしまい、やばいくらい金欠な状態で2008年を迎えたのでした。実家に帰るお金もなく、一縷の望みを賭けて交番に行き、お巡りさんに「実家に行くまでの交通費を貸してください」と頼んでみたのですが、あっさりと断られたのを覚えています。

2008年1月は英検準1級を控えており、同時に3月のTOEICを申し込んだ時でした。英検は初めて、TOEICのほうは2回目のチャレンジでした。

ちょっとその時のことを思い返してみます。

英検準一級に合格するためにしたこと

何よりも優先して対策しなければいけないのが単語です。
大問1の空所補充問題がいわゆる語彙問題になるのですが、そこでたしか25問ほどありまして、20問以上取れるように勉強した覚えがあります。

買ったテキストは旺文社の『パス単』と『全問題集』の2冊のみです。

といっても『パス単』のほうは全然おもしろくなかったので、ほとんどやっていません。たまに辞書みたいにして使う程度でした。
その一方、『全問題集』のほうは本当にお世話になりました。

使い方はこんな感じです。

まず、すべての過去問における語彙問題を完璧に解けるようになるまで繰り返します。
何度も解いているうちに正解となる単語は自然と覚えてきますし、中には同じ単語が正解になるものもあるため、そういった単語は絶対に必ず何が何でも覚えなくてはなりません。そんな風にして、ひとまず「過去問は解ける」状態にするのです。

その次からは根気がいります。

今度は「正解でない選択肢」の単語をすべて覚えていきます。
たしか『全問題集』には6回分の過去問があると思いますが、すべてやります。
そして毎日やっていくうちに、同じ単語がよく出てくることに気づいてくるはずなので、そこまでいけば「けっこう勉強しているな」というレベルになります。

自分が思うに、英検準1級に受からない原因の第1位は「単語不足」ですからね。
語彙問題でどれだけ点数を稼げるかが、合否に大きく関わってきます。
なので『全問題集』の過去問に出ている単語を徹底的に暗記していくことを強くオススメします。

書店にはかなりの数の「英検対策本」が売られていますが、本当に必要なのは『全問題集』だけで、プラスアルファで『全問題集CD』があればいいかなという感じです。旺文社のテキストって値段が高いので、あまりアレコレ買うことも難しいですからね。

『全問題集』があれば大丈夫です。そのかわり、やり込まなければいけません。

英検準1級の点数(1次試験)

語彙で9割とれたら合格はすぐそこ!!! 

TOEICへの影響

英検対策をしてるあいだは、ほとんどTOEIC対策をしませんでしたが、それでもTOEICへの影響はあったと思っています。中でも特に大きかったのが語彙力の向上でした。

どういうことかというと、英検準1級レベルのハイレベルめな英単語をほぼ完璧に覚え込んだおかげで、TOEICの英文がものすごく簡単に見えたのです。
TOEIC当日に英文を読んでいて「やけに簡単だな」とびっくりしたくらいです。
たまたまその回が簡単だったのかもしれませんが、いずれにしても楽な気持ちでスイスイ読めました。

それからリスニングも準1級レベルの速めのスピードに慣れきっていたおかげで、リーディングよろしく簡単に感じることができました。いま考えると、準1級とTOEICのリスニングスピードってそんなに変わらないと思うのですが、当時の自分にとってはリスニングのブレイクスルーとして作用しました

その結果、英検準1級の後に受けた公開テストでは910点まで点数が伸びました
当時の僕は春休みを過ごす19歳の大学1年生で、誇れるものがほとんどなかったため、TOEIC900点を突破できたことは本当に嬉しかったです。

なんというか、大学受験の失敗を挽回したような気分でした(僕は第一志望の上智大学に落ちて、青山学院大学に入りました)。

 

最後に英検準1級とTOEICの関係についてですが、どこかで見た相関表によると、たしか「英検準1級=「TOEIC860点」とあったような気がします。
その関係について特に疑問はありませんが、「英検準1級によってTOEIC900点まで英語力を伸ばせる」というのが自分の経験から言えることであります。
もしTOEIC900点に届かなくて悩んでいる方がいらっしゃいましたら、TOEICからいったん離れて、よりハイレベルな英検準1級でベースを固めるのも1つの手かと思います。

自分が受けたのはもう10年も前だし、TOEICも旧形式のものとなってしまいましたが、テストレベルはほぼ変わっていないはずなので、すこしは参考になるかなと微かな期待を込めてお送りいたしました。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。