Duoを選んで大正解

大学1年生のとき、ふとした思いつきで『Duo3.0』を買いました。

きっかけは正確に覚えていないのですが、大学受験生のときに気になっていたけれども使う余裕がなかったのが『Duo3.0』だったので、それを思い出して買ったのだと思います。ほんと単なる思いつきによる買い物だったのですが、最終的に僕のリスニング力の基礎となるものを作ってくれたテキストであるため、個人的には大好きな単語集です。

ディクテーションとシャドーイングをみっちり

『Duo3.0』には別売りのCDがあり、僕はそれを使って、ディクテーションやシャドーイングの練習を積みました。
もう10年も前のことです。
“You’re soaked with sweat” という英文だけは未だに覚えています。

大学に入ってから英語学習の本を読みあさり、ディクテーションやシャドーイングという練習法を知りました。
しかし、どんな素材を使えばいいのかがいまいちわからず、僕はシャドーイングのような方法を知っていながらも、一度として自分で体験してみることがなかったのでした。
せめて「この教材がオススメですよ」という経験に基づいた紹介があればよかったのですが、具体的な練習材料まで挙げている本は1つもなく、やってみたいと思いながらも何となく実行に移せないでいた時期がけっこう長くありました。

今の自分なら、あの時の自分に「初めてディクテーションやシャドーイングをするなら、『Duo3.0』がいいよ」と言ってあげると思います。

その理由を端的に言いますと、

① 長すぎず短すぎない英文だけで構成されている
② CDのスピードが早すぎず遅すぎない

たったこれだけの理由ですが、受験を終えたばかりの英語レベルの人には、この2点こそが最も重要なのです(※ 受験を終えたばかりの人とは、僕レベルを想定しています。公立高校のカリキュラムで勉強してきて、センター試験が120〜160点くらいだった人)。

まずそのくらいのレベルだと、英語がすこし聞き取れるかもしれませんが、細かいところの聞き取りとなると全然ダメなレベルです。
とりわけリエゾン(音と音がつながること)されていたり、リダクション(音が消えること)があったりすると、その部分は聞こえていないも同然という有様でしょう。

聞こえない音を知る

ディクテーションをやってみれば、自分がいかに断片的なものしか聞いていないかがよくわかります。

英語初心者はまずそれを自覚するのが大事です。

そして練習のなかで、「聞こえないところを知る」と同時に「聞こえない理由を知る」ことを繰り返して、一個ずつ聞き取れる音を増やしていくわけです。これがリスニング力の基礎になります。

このステップをすっ飛ばして「聞き流し」のような学習法に手を出してしまうと、新しい発見や目的のない漫然とした英語学習になってしまうだろうと僕は思います。はっきり言って面倒くさいですが、「聞こえない」→「聞こえる」に変わる瞬間を体験すると、かなり感動すると思いますよ。

スピーキングに活きるシャドーイング

そして英語が聞こえるようになったら、次はしゃべれるようになることを目指します。
ここでやるのがシャドーイングです。

Duo3.0』を使う場合、ディクテーションの段階で例文をけっこう覚えていたりしますので、聞こえた音をマネして言ってみることはさほど難しくありません。ここもポイントなんですよね。

最初からTOEICの公式問題集のような速くてイギリスなどの発音が混じったものでシャドーイングをやろうとすると、けっこうストレスが溜まると思います。語彙だって馴染みのある大学受験単語とは違い、ビジネス英語(またはTOEIC英語)なわけですから、まったく違う世界に入ってしまうのと同じです。

シャドーイングを長く楽しく続けていくためには身の丈にあった教材を選ばなくてはなりません。
僕としては、英語初心者の大学生がやるなら『Duo3.0』がベストと確信しています。
控えめに言っても「ハズレ」となることはありませんからね。

結果はTOEICのスコアに表れた

こんな具合で、僕はリスニング力の基礎をつけていき、大学1年生の3月に受けたTOEICでは910点を取りました(リスニングは485点)。この時にやっていたのも『Duo3.0』のシャドーイングです。

かなりスラスラ言えるようになっていたので、さらにハイレベルなTOEIC公式問題集のパート1や2でもシャドーイングがなんとかできるくらいでしたが、パート3、4となるとまったくスピードについていけず、何回かやって挫折しました。
TOEICの英文でシャドーイングをするのは意外と難しいことなのです。

というわけで、英語が聞こえない、話せないで悩んでいるのなら、『Duo3.0』で基礎を作っていくといいと思いますよ。
でもこれはあくまで僕の経験から言っていることなので、人によってはもっとマッチした教材があるかもしれません。
それを探すのも努力のひとつだと思いますので、暇なときの書店に行ってみるといいと思います。
最後に補足ですが、『Duo3.0』と似たものに『ALL IN ONE』という良本があるんですけれども、レベルとしてはこっちのほうが格段に上になります。

CDのスピードが早い上に、英文もけっこう複雑なのがあったりします。
個人的には、あまり見栄を張らない方が英語学習はうまくいくと思います。

余談ですが、今週だけでiPadのキーボードを3つも買いました。

買おうとしている時点では良さそうに見えるのですが、実際に使ってみると致命的な欠点があったりして、うち1つは返品までしてしまったほどです。

ただ、今日買った3つめのキーボードはこれまでで一番良いので、とりあえず満足しています。
家電店の販売員さんによると、iPadのキーボードというのは、そもそもあまり売れないものらしくて、どこの店でも品揃えが少ないそうです。
そのなかから当たりを引かないといけないため、なかなか良いものに出会うのは難しいということでしたが、とりあえず1万円くらいのものなら大きな「ハズレ」にはならないでしょうという話でした。

そのアドバイスに従い(あるいはうまく乗せられて)僕は12,000円のものを購入しました。
値は張りましたが、やはり販売員さんの言葉にウソはなかったと思います。

それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。