何度受験しても、公開テストは特別な日
ご覧いただき、ありがとうございます。
リノキア英語スクールの鈴木です。
今回はTOEIC公開テスト当日の過ごし方について書いていこうと思います。
大事なTOEICを控えた生徒さんから、「なにか当日のアドバイスとかありますか?」と聞かれることが多いのですが、僕が決まって伝えているのは「しっかり睡眠をとってください」ということ。
なにはともあれ、睡眠は欠かせません。
寝不足でウトウトしながら試験会場に向かうとなった日には、始まる前から負けてしまったような気分になることでしょう。
それ以外については、人によって合う・合わないが出てくるので、その生徒さんごとに判断しています。
何回か受験している人だとルーティンもあると思うので、いつも通りが一番良いのではないかと思いますが、やっぱり他の人がテスト当日にどう過ごしているかは気になるものなのかもしれません。
ひょっとしたら参考になる可能性だってありますからね。
ちなみに僕は……
長いことTOEICを受けているだけあって、僕にもルーティンがあります。
まず1つ目は「昼食をしっかり食べること」です。
昼食をとると眠くなるという方もいらっしゃると思いますが、普段は僕も同じです。やっぱりお腹いっぱいになると、頭がボーっとします。
しかしTOEICの日だけは、そこまで眠くならないのです。たぶん興奮しているからでしょう。「2時間やるぞ!」という意気込みだけは強いので、テストの日はどれだけたくさん食べても眠気に襲われることがありません。
実際、テストの直前にはけっこう食べます。
かつては吉野家がメインでした。注文するのは「特盛+たまご」がほとんどで、食欲がそこまでないときでも「大盛+たまご」なので、まあ普通に食べています。
吉野家に飽きてきた時期は、中華料理が多かったです。
どこの会場になっても中華料理屋さんは見つかることが多いので、目に入ったところに入って、チャーハンや餃子を満腹になるまで食べます。ついでもビールも! といきたいところですが、さすがにそれはやりません。
そして現在はお弁当を持っていくことが多くなりました。おにぎりとかベーグルサンドとか、家にあるもので作ってもらって、それを持っていきます。
お弁当だと、会場に入ってから食べられるので、遅刻する心配がないんですよね。
スマホも見ず、イヤホンもつけず、無心でお弁当を食べます。
この時から、すでにテストは始まっているのです!
ここでしっかり食べないと、テスト中にお腹がグーグー鳴って、テストどころじゃなくなりますからね、僕の場合は。
緑茶も必須
普段はカフェインを摂らない生活をしていますが、TOEICの日だけはカフェインを摂ります。
やっぱりカフェインを摂取すると集中モードが持続します。
もちろんテストが始まると何も飲めないので、テスト前にガーッと流し込んで、あとは集中を切らさないように気をつけるだけです。
これもけっこう大事で、ふとした瞬間に、それまで続いていた集中の糸がプチッと切れて、英文が頭に入ってこなくなってしまうことがあります。一度そうなると、ふたたび集中力を深めるのに時間がかかり、残り時間も意識するようになって悪循環が始まります。
将棋の羽生さんの本に書いてあったのですが、集中力はゆっくり時間をかけて深まっていくものらしいです。
だから、「さあ、ここ集中!」と意識したところで、そんなに意味はないそうです。
確かに……という感じですね。
僕も経験として知っているので、深まった集中力が途切れないよう注意しながら2時間を乗り切ります。試験会場の環境のせいで、それが難しい時もあったりするんですけどね。
ともかくカフェインのおかげで集中できているのは間違いありません。
僕はコーヒーやエナジードリンクが体に合わないので、緑茶を選んでいます。このあたりの選択も、自分の体との相談になってくるでしょう。むやみに人のマネをしないほうが安全ですね。
もし僕がテスト前にコーヒーやエナジードリンクを飲んだりしたら、お腹が痛くなってベストが尽くせないと思います。体に入れるものですから、要注意ですね。
そしてカフェインアレルギーというものがあるらしいので、そこも注意です。
会場に早く着く
毎回、12時30分ギリギリで教室に入ってくる人を見ますが、もし自分がその立場だったら、テスト前から「今回はダメだ」と諦めてしまうかもしれません。
もともと時間ギリギリで行動することが嫌いなので、その影響もありますが、やっぱりテスト前にはトイレを済ませたり解答用紙に記入をしたりして、あとは開始を待つだけという状態にしておきたいです。
そのために、会場には早めに行くようにしています。
以前は12:00分に到着すれば大丈夫という気構えでしたが、1回それで遅刻しそうになったことがあったので、それ以来は11:45前を目標にするようになりました。
11:45に会場に入ると、テスト開始まで1時間以上も待たなければいけないのですが、その時間が集中力を深めるのに役立ったりします。
僕は座席につくと、目を閉じてゆっくり呼吸をします。
その時に意識するのは、鼻から空気が入って、鼻から空気が出ていく感覚だけです。
余計な思考をしないことで、だんだん頭がスッキリしてきて、目の前のことだけに意識が向くようになります。
一種の瞑想かもしれませんね。
こうして集中を深めていると、1時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。
もし会場に着くのが遅かったら、この作業ができません。だから僕にとって早めに会場入りしておくのは大事なことなのです。
午前・午後制に対応する
10月25日からTOEICは午前・午後制になります。
これによって、テスト当日は今までと異なるスケジュールで動かなくてはなりません。
ちなみに午前の部は10:20スタート、午後の部は15:00スタートです。
この前は何となくで午前のほうを申し込みましたが(落選しました)、どちらが自分に合っているのか、よくわかっていません。
あと1週間ほどで11月の午前の部の申込が始まりますが、よく考えて決めないといけませんね。
朝ごはんがそんなに食べられない体質なので、午後のほうがいいのかなあ~。
でもテストは朝の元気なうちに受けてしまいたいしなあ~。
という感じで、迷っております。いつもの13:00スタートのTOEIC以外を受けたことがないので、本当に悩みます。
個人的には、1日2回開催のTOEICは今後も続いてほしいと思っているので、できれば両方の時間帯で受験して、感覚をつかんでおきたいところです。
そんな中、とにかく1つ言えるのは、「睡眠だけはしっかり!」ということですね。
これは午前・午後受験に関係なく当てはまることだと思います。
細かいところは後々決めて、受験した方の感想も参考にしながら、新しいルーティンを探していく必要がありそうですね!
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また次回です。