『英語独習法』という本を最近読み始めました。

ちょうど半分ほど読んだところですが、わりと英語学習に慣れてきた人向けの本だと思います。

僕なんかは英語学習歴が長いもんですから、けっこう楽しく読んでいます。

今のところ一番共感できた部分を紹介します。

英語学習を始める第一歩は、自分が必要な英語はどのようなレベルなのか ― つまり英語学習で達成したい目標 ― を考え、自分はその目標達成のためにどこまで時間と労力を使う覚悟があるかを考えることだろう。

『英語独習法』15ページより

本当にこれを意識することは大事だと思います。

「なんとなく英語ができるようになりたい」という曖昧な目標のまま英語学習をスタートすると、けっこうな確率で挫折すると思います。

逆に続いたとしても、終わりの見えない作業に思えてきて息切れしてしまいそうです。

短期的であれ長期的であれ、英語学習を続けていくのであれば、具体的で達成可能な目標を掲げることが欠かせないでしょう。

僕の場合は、資格試験を利用することが多かったです。

英検1級、TOEIC990点、TOEFL100点、全国通訳案内士など、その都度で獲得したいと思った資格を目標にして英語学習を続けてきました。

それは現在でも続いています。

TOEFLはもっとスコアを伸ばしたいし、TOEICのスピーキングテストでは満点を取りたいし、IELTSにもチャレンジしてみたい……そんな感じです。

でも最終的にそれらの目標をクリアしていった結果、どこへ到達したいのか?

それはすでに決まっています。

僕は、海外から日本に来た人を歓迎し、日本を好きになってもらうために英語を勉強しているのです。やっぱりコミュニケーションツールとして英語は必須だと思うし、何より日本が好きなので、自分が海外に行きたいという願望よりも、海外から来た人を迎えたいという思いが強いのです。

英語学習の最終ゴールが決まれば、あとは日々コツコツとやるだけです。

『英語独習法』に話を戻すと、上級者向けのツールがいろいろ紹介されていて面白そうです。

使ったことがないものばかりなので、これから試してみようと思います。