『金フレ』or『銀フレ』?
ご覧いただき、ありがとうございます。
マンツーマンTOEIC対策のリノキア英語スクールです。
TOEIC対策にテキストは必須です。とりわけ単語集に至っては、ほとんどの学習者が何かしら使っていると思います。
TOEICの単語集を選ぶとき、まず多くの方が手に取るのが『金フレ』でしょう。これは間違いないと思います。
うちのスクールにカウンセリングにいらっしゃる方でも、9割以上が『金フレ』を持っている印象です。
そのくらい言わずと知れた単語集なのですが、必ずしも万人に適しているとは限りません。
むしろその姉妹編である『銀フレ』を使ったほうがいいという方も多くいらっしゃるのです。しかしながら、そのことを知っている人は意外と少ない……。
そこで今回のコラムでは、『金フレ』と『銀フレ』それぞれどんな人が使うべきかについて書いていこうと思います。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
『金フレ』を使うべき人
『金フレ』を使っていく際のポイントは2つです。
1.すでにTOEIC500点以上が取れている人
2.目標スコアが700点以上の人
たぶん『金フレ』は日本で一番売れているTOEIC用単語集だと思いますが、そこまで易しくはありません。
だから最低でもTOEIC500点が取れるくらいのベースがないと、知らない単語だらけで挫折してしまう可能性が高いです。
それから『金フレ』は後半に進むにつれて難易度が上がっていきます。
とくに「860点レベル」以降は、相当な難しさです。
もし目標がTOEIC600点くらいであるのなら、『金フレ』を1冊すべてやるのはオーバーワークです。『銀フレ』のほうを使いましょう。
『金フレ』は、TOEIC700~800点を目指すくらいでやっと適正といったところでしょうか。だから『金フレ』は意外とレベルが高い単語集なのです。
他サイトで『金フレ』についてまとめている記事があったので、以下に紹介させていただきます。
『銀フレ』を使うべき人
『銀フレ』は、あまり使う人を選びません。とりあえず、
1.TOEIC500~600点が目標の人
2.基本単語から勉強したい人
が、『銀フレ』をやるのにピッタリだと思います。
逆にTOEIC700点とか800点が目標の人にとっては物足りないので、『金フレ』のほうが適しています。
こちらも他サイトのレビューが参考になりますので、張り付けておきますね。
このサイトでも書かれていることですが、『銀フレ』に収録されている単語には無駄が一切ありません。
すべてマストで覚えなければいけない単語なので、「こんなの出るのかな?」と心配する必要がありません。
対して『金フレ』のほうは、後半の難単語になるにつれて、見かける可能性も低くなりますから、「こんなの覚えて役に立つのかな」という不安が生じるかもしれません。
もちろん700点とか800点のためには必須なんですけれどね。
自分のレベル・目標から判断しよう
ネットにはいろいろな情報が溢れていますが、目にしたものすべてを信じてしまうと、自分の判断というものが無くなってしまいます。
だからまずは自分のレベル・目標をきちんと考え、それを軸にしてレビューなどを参考にしていくべきです。
このコラムでも、『金フレ』・『銀フレ』がどんな人に適しているかを書きましたが、最後はご自身でテキストを見て、決断してほしいと思います。
最初は『銀フレ』でスタートして、いずれ『金フレ』に移行する……という流れもありですし、書店でパラパラと見たら気持ちが高まったから『金フレ』をやってみる……というきっかけもありです。
使うのは結局のところ自分ですからね。
自分が納得した上でテキストを使うことができていれば、挫折することはないのです。