妥当な判断だと思います
ご覧いただき、ありがとうございます。TOEIC対策のリノキア英語スクールです。
先日の8月5日に、第253回TOEIC公開テスト(10月4日実施予定)の申込が開始したのですが、申込ページが公開される12時よりも前からすでにアクセスが集中してしまい、つながらないという状態が発生していました。
前回の申込(9月13日の公開テスト)のときも同じことが起きましたが、サーバーを補強するなどの対策は行っていなかったのかもしれませんね。
SNSでは非難の嵐
ツイッターでは、TOEICのホームページにアクセスできないことで、非難の声をあげる人がたくさんいました。
前回とまったく同じ状況でしたからね。
さすがに対策を講じなかったことは良くないと思います。
トレンドワードにも「TOEIC」が入ったくらいで、一時はニュースにもなったくらいです。

このニュースにもあるとおり、当日は「受付中止」という対応がとられました。
こうした発表があったのは、受付が始まってから2時間ほど経ったあたりだったので、12時ぴったりからアクセスを試みていた人たちからは、「時間を返して」などの声が上がりました。
僕も12時過ぎから30分くらいログインしようとしていたので、同じ思いです。
あまりにもアクセスが集中したせいでサーバーがダウンしてしまい、運営側の担当者ですらホームページに入れなかったそうです。
その結果、「受付中止」の発表が大幅に遅れてしまったのだとか。
ツイッター上では、運営に電話して受付中止と聞いた人が、いち早く情報を拡散してくれたので、とても助かりました。
お金を払っての抽選制に
抽選制となるため、申し込みの早い・遅いは関係なくなります。
そして抽選のエントリー時には、受験料を支払います。
受験料の支払いが、抽選券ということになるわけです。
ログインIDを何個も作って当選する確率を上げようとする不正行為を防げるよう、こういう措置にしたとのこと。
仮にいくつも当選してしまったら、1回の受験なのに何倍もの受験料を払わないといけないですからね。
TOEICを受けることが死活問題という人や、お金に糸目をつけない人は、ひょっとしたら複数の応募をするかもしれませんが……。
今回はとりあえず苦肉の策という感じですので、今後もっと効果的な抽選方法が導入されることを願います。
もちろん抽選に外れてしまったら受験料は返金されます。
開催されるだけ良かったと考える
当面の間は、抽選方式が採用されるみたいです。
もはやTOEICは誰もが受験できるテストではなくなってしまいました。
これもコロナの影響ですね。
しかし、3月~6月の公開テストが中止になったことを考えると、開催されるだけでも良かったと前向きに捉えるべきだと思います。
中止期間が長かったことによって、モチベーションを下げてしまったり、ステップアップの足掛かりが作れなかったりした人は多かったです。
人数制限や抽選があるとしても、受験するチャンスがあることは喜ぶべきだと思いました。
しばらくの間、TOEICの受験機会はとても貴重なものとなります。
つかんだチャンスを無駄にしないよう、しっかり勉強していきたいですね。
なお、第253回TOEIC公開テスト(10月4日実施予定)の抽選申込は、8月7日(金)12:00~開始となります。
申込の早い・遅いは、抽選結果には何の影響もありませんから、締切までに忘れずに応募してください。
そして当選することを前提として、TOEIC対策をしていきましょう。