パート5,6でリーディングの基礎を固める

ご覧いただき、ありがとうございます。TOEIC対策のリノキア英語スクールです。

ほとんどの人がそうだと思うのですが、TOEICのリーディング対策で最初に手をつけるのがパート5,6です。

これらのパートでは、文法・品詞・語彙などがバランスよく出題され、覚えたことがそのままスコアに直結しやすいため、勉強の即効性があります。

また1問あたりの文章量が少なめであり、気持ち的にも重くないので、手を付けやすいという特徴があります。

注意点としては、パート7のような長文と比べるとハードルが下がるため、いつ居心地がよくなってパート5,6ばかりの勉強をしてしまうところがあります。

TOEICのリーディングでは、パート7がもっとも多くの比重を占めていますから、ここの対策をしないことにはリーディングスコアも頭打ちになります。

パート5,6はあくまでもパート7攻略への基礎固めというふうに思っておいたほうが良いでしょう。

この記事では、パート5,6の特徴を挙げながら、目標とする正解数、それから勉強法についてまとめています。

これからTOEIC対策を始めていくという方は、ぜひご覧ください。

まずはパート5の正答率を挙げよう

パート5は、全部で30問あり、単文の「空所補充」形式です。

出題されるのは品詞・文法・語彙であり、それぞれバランスよく配分されています。

まずは品詞と文法を固めて、コツコツと語彙力を伸ばしていくというのが基本の学習チャートになっています。

パート5での目標スコアごとに必要な正解数は、以下のとおりです。

・500点-15問正解以上

・600点ー18問正解以上

・700点-21問正解以上

また、リーディングでは時間を気にしなければいけません。

無制限に時間を使えるのであれば、上記の正解数はけっこう達成できるでしょうが、限られた時間の中で解くとなると話は違います。

パート5にかけられる時間は、だいたい以下のとおりです。

500点-20分以内

600点-15分以内

700点-12分以内

最大でかけてもいい時間がこのくらいです。

これ以上、時間をかけてしまうと他のパートを解く時間がなくなってしまいます。

分からない問題に見切りをつけることが重要です。とくに語彙問題などは、知らなければ解けませんから、考えても仕方ない部分が大きいです。

パート5の模試を何セットか解いて、時間感覚を身につけておきましょう。

パート6は得意・不得意が分かれる

パート6は、まとまった文章が4題あり、それぞれに4つの「空所補充」問題がついています。したがってパート6全体の問題数は、16問です。

4つのうち1問は、文挿入形式になっているため、文まるごとが選択肢になっています。

パート6では段落のある文章を読むので、「文脈」をつかむことが必要です。

読むことに慣れていないと文脈をつかむのは難しいです。

そのため、人によってはパート6に対して苦手意識を持ちます。

文脈をつかむ力は、パート7の文章をたくさん読むことで身に付きますので、パート6が苦手という方は、先にパート7の対策に移ってしまったほうがいいです。

また、パート6での正解数と解答時間の目安は、以下のとおりです。

500点-8問正解以上+15分以内

600点-10問正解以上+12分以内

700点-12問正解以上+10分以内

500点や600点を目指す方は、文挿入問題がネックになります。

たった1問を解くのにかなりの時間を消費しますので、文挿入問題だけは飛ばし気味で解いたほうがいいかもしれません。

模試を解きながら、ご自分のスタイルを決定しましょう。

まずは品詞・文法を固める

パート5,6では、品詞問題と文法問題がかならず出ます。

品詞も文法も、理解してしまえば簡単に解けるようになるので、まずはここから固めていきましょう。

それから一口に「文法」といっても、TOEICには出題される文法がある程度決まっています。大学受験のような広く深い知識は必要ありません。

オススメの文法テキストは、『新TOEIC TEST文法特急』です。

レビューも書いておりますので、よかったらご参照ください。

【TOEIC】新TOEIC TEST 文法 特急 レビュー記事

この1冊で、TOEICに必要な文法・品詞は学べます。

500点~700点が目標であれば、この1冊を使って基礎固めをするのが良いです。

文法・品詞についての理解が固まったら、なるべく新しい『公式問題集』を解いてみましょう。時間を測るのも忘れずに。

『公式問題集』は新しいものほど最新の傾向を反映しています。

もっとも、文法・品詞については傾向と呼べるほどの変化がありませんが、ほかのパートの最新傾向がつかめるので、新しいものを選ぶようにしてください。

パート6を伸ばすには問題演習

パート6では、文脈をつかむことが必要です。

文法・品詞の問題も出ますが、そこだけだと頭打ちになります。

パート6での限界突破をしたいならば、問題をたくさん解いて(英文をたくさん読んで)語彙力を増やしながら、文脈を把握できるようにならないといけません。

とはいえ、TOEICはテストですから、ちゃんとヒントが用意されている場合も多いです。

パート6の文挿入問題では、そうしたヒントに気づけることも大事になります。

英文が読めるようになってきたら、パート6はたくさん問題を解いて、コツをつかんでいきましょう。

オススメの問題集は、『TOEIC L&R TEST パート6 新形式ドリル』です。

こちらもレビューがありますので、ぜひご参照ください。

【TOEIC】パート6特急 新形式ドリル レビュー記事

個人的には、パート6を伸ばす努力をするのは、TOEIC600点を超えてくるあたりがベストだと思います。

それ以下のスコアだと、まだ正確に読めない箇所が多いため、多読よりも精読重視のほうが効きます。

新しい『公式問題集』の英文を、何度もくりかえし読んで、正しく読める文章を1つずつ増やしていってください。

最後は語彙力+多読

当然のことですが、知っている単語の数は多いほうがいいです。

生徒さんを見ていても、語彙力の高い方のほうが、スコアアップしやすい傾向にあります。

ただし、語彙力だけに頼るのも良くありません。

TOEICは基本的に「読むテスト」です。単語力を試すテストではありません。

したがって、正確に読める人ほど、スコアが伸びていきます。

語彙力は、正確に読むための1つの要素みたいなものなので、メインは『公式問題集』をくりかえし解く+読むことに定めましょう。

そこにオプションとして単語集を取り入れるのも人によっては効果的です。

TOEIC500~600点を目指す方には、『銀のフレーズ』がオススメです。

レビューもありますので、ぜひご参照ください。

【TOEIC】銀のフレーズ レビュー記事

『公式問題集』2冊+『銀のフレーズ』のセットであれば、TOEIC600点までの語彙力は十分です。

700点を目指す方は、『公式問題集』をさらに追加で1~2冊こなして、そこに出てきた知らない単語をどんどん覚えていきましょう。

精読と多読をベースにした語彙力アップを目指してください。

そうすることで、自然と速読力もアップしていきます。

基礎を固めたら、どんどん読んでいこう

冒頭にも書きましたが、パート5,6対策をすることで、リーディング力の基礎ができます。

読めるようになってきたら、どんどん新しい文章に挑戦していきましょう。

独学で対策されている方は、このあたりの判断がすこし難しいかもしれませんが、自己分析とフィードバックを通して、どう勉強するべきか決めていってください。

スクールに通っている方は、担当講師の指示に従うのが良いと思います。

もし疑問に思うことがあったりしたら、しっかりと質問しましょう。

講師には、なぜその勉強が必要なのかを伝える説明責任があります。

勉強に打ち込むためにも、きちんと意義を納得しておきたいところです。

独学でやっていく際も、なぜその勉強が必要なのかを自分に納得させたうえで取り組んでほしいと思います。

最初は「なんとなく、こうかな?」という感じで学習がスタートすると思いますが、2週間くらい続けていくと、自分になにが足りないのかが分かってくるはずです。

英語学習は、時間をかけないと分からないことが多いので、くれぐれも焦らないように進めていってくださいね。

そうすれば、いつかは必ず目標を達成できます。

最後まで頑張っていきましょう。

それではご覧いただき、ありがとうございました。

TOEIC対策をお考えの方は、ぜひリノキア英語スクールをご検討ください。