会場はコングレスクエア日本橋

ご覧いただき、ありがとうございます。
マンツーマンTOEIC対策のリノキア英語スクールです。

本日(7月11日)はTOEIC公開テストでした。

受験した方、お疲れ様でした。
日頃の勉強の成果は発揮できましたでしょうか。

僕は午後のほうで受験したのですが、リーディングが始まったあたりで凄まじい雷が鳴り始め、ゴロゴロという音に時折ビクつきながら問題を解きました。それを除いてはハプニングらしいハプニングもなく、2時間がとても平和に過ぎていきました。

会場となった「コングレスクエア日本橋」は前にも1度行ったことがあったので、勝手は知っていました。100人くらい入る会場で、天井スピーカーにもかかわらず音がぼやけることはなく、机も広くて問題用紙と解答用紙を上下に並べて解くことができる、いい環境なのです。

開場時間よりも5分ばかり早く到着したのですが、すでに中に入ることができました。おそらく本格的に暑いので、外で待たせるのは危険が伴うと判断したのでしょう。テスト中の水分補給もOKが出ていました。

受験者ファーストなのが伺えますね。

さて、肝心のテストの感想ですが、いつものように記していきます。例によって個人的な感想になりますので、あくまで参考程度までにご覧いただければと思います。

各パートの感想

僕が受験したのは、パート1のNo.1が「男性が自転車を押している」写真のフォームでした。

パート1:易しめ

そこまで難しい問題はありませんでした。「定番」とは言えないまでも、答えは選びやすかったと思います。ただ、正解の記号が偏っていたので、それが理由で不安を感じた方もいたかもしれません。自分の選んだ答えに自信を持てたかがポイントですね。No.6だけはイギリス人女性で、かなり聞き取りにくかったです。

パート2:普通

今回の問題はオーソドックスでした。No.7~No.16くらいまでは「定番」ものが続きましたね。変化球問題もキレはそこそこでした。だから消去法などを使えば答えは見つけやすかったと思います。パート2で使えるテクニックも有効な場合が多かったです。

パート3:普通

パート1~2が解きやすかったので、パート3あたりから難しくなるのでは・・・と身構えて臨みましたが、意外にも平均的な難易度でした。初っ端からキーワードを含んでいる選択肢が2つある問題があって、「やはりパート3から難しくなるパターンか」と思ったものの、その後は解きやすい問題が続いて「あれれ?」となりました。セリフの意図問題も、グラフィック問題も、並レベルでした。心なしか、周りの受験生のページをめくるペースがいつもより速かったように感じました。

パート4:やや難しい

パート4の序盤は平均的だったものの、後半から難易度が上がっていきました。だんだん先読みのペースが押し気味になっていった方も多かったのではないでしょうか。難しさの理由はナレーターのスピードと、選択肢のひねりでした。キーワードを拾って答える問題でしっかり正解しておきたいですね。上級者は言い換えされている問題で正解できているかが勝負の分かれ目になりそうです。グラフィック問題は平均的でしたが、セリフの意図問題が難しかったと思います。

パート5:やや難しい

No.101~115あたりまでは平均的な問題が並んでいました。後半からは難しい問題が目出ちだし、終盤はけっこう悩ませるものが続きましたね。品詞問題が一筋縄ではいかず、普段から品詞問題を得点源としている人を大いに悩ませたのではないかと推測しています。今回の問題からは、TOEICのための勉強だけでは対応できない知識が問われていたと感じました。いかに英語の勉強をしているかが重要になります。

パート6:やや難しい

久しぶりに文脈依存の問題が連発していました。時制問題なんかは、空所が入っている1文を読んだだけでは選べず、段落を最後まで読まないと答えに到達できませんでした。同じタイプのが語彙問題でもありました。『公式問題集5』でそうした文脈依存の問題が出ていて、トレンドとして定着するかと思われましたが、なかなか定番とはならず、忘れたころに出てくるという状態です。それを除いては文挿入問題も含めて平均的だったかなと思いました。

パート7:やや難しい

今回のシングルパッセージは不思議な並びでしたね。最初がチャット問題(2問)で始まったかと思いきや、次の問題もチャット問題(4問)で、初めて見た並びでした。でも、意外とそういう順番も悪くないです。シングルパッセージの後半で2問問題が出てくると、なんだかホッとするのです。問題のほうはと言うと、単語の言い換え問題で悩ませるのが1つあり、それから問題文をきちんと読んでいないとうっかりミスしてしまう問題が2つほどありました。使われている単語でも難しいものが出ており、全体的に見れば難易度は高めだったかなという感じです。複数パッセージのほうが解きやすかったかもしれません。

感想はこんなところです。僕は普段より少しだけ速い15分残しですべてのマークを終え、残りの時間は入念に見直しをしました。

次回は8月22日

6月公開テストと7月公開テストの間隔が3週間だったのに、今度の8月公開テストまでは6週間もあります。

今年はオリンピックの影響で、4週間という周期が崩れる回が何度かありますね。

いずれにせよ次回まで時間が空きますので、受験予定の場合はしっかり準備していきたいところです。

東京では4度目の緊急事態宣言が出されたり、オリンピックがあったりしてバタバタするなか、TOEICを無事に実施してくれる運営には感謝です。冒頭でも書きましたが、早めに到着した受験者を暑い野外で待たせることなく、会場に受け入れるという対応は良かったです。僕が受験した会場だけかもしれないし、そもそもそうするのが当たり前かもしれませんが、当たり前のことを出来るようにするには努力が要ります。

TOEICが受験できるチャンスを最大限に活かせるよう、受験者としては出来る限りの準備をしていきたいですよね。

ひとまず今回受験された方はお疲れ様でした。
そして次回受験される方は、今から早速スタートしていきましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。