今日から5月がスタートです。

すこし前からですが、渋沢栄一ブームが到来していますね。NHKの大河ドラマの影響が大きいのでしょうか。それから新一万円札の顔になることでも話題になりました。

僕も遅ればせながら、渋沢栄一の『論語と算盤』を読み始めています。

大河ドラマは1話だけ見て止めてしまったけれども、本なら好きな時に読めるので続けられます。どんなに忙しくても読書だけは欠かしません。

『論語と算盤』は三分の一ほど読んだところですが、非常に参考になることが多いですね。とくに印象深かったのが、「小さなことほど大事にする」という考え方でした。

何か大きな目標を立てたとき、その大きさに満足してしまい、結局は中途半端に終わってしまう人がいますが、それは日々の小さなことに目を向けていないからなのだそうです。英語学習に置き換えても、同じことが言えますよね。

TOEIC900点を取りたい、という目標を立てても、日々コツコツと勉強しなければ絶対に到達できません。それから仮にコツコツやっていたとしても、問題を解いて丸つけするだけでは、なかなか思うような成果は上げられないでしょう。なぜ間違えたのか、知らない単語はどれなのか、理解の甘い文法はないか、といった細かいところを修正していかないと、結果の出ない努力で終わってしまいかねません。

改めて、小さいことを積み上げる大事さを考えました。

『論語と算盤』には、きっとまだまだ大事なことが書かれているのでしょう。大河ドラマのほうは見る時間が取れませんが、本を読んで先人の知恵を取り入れていこうと思います。やっぱり読書は楽しいですね!