ゴールデンウィークも最終日です。木曜、金曜も休みにして連休がさらに続くという方もいらっしゃることでしょう。コロナ禍で外出しにくいゴールデンウィークとなってしまいましたが、楽しく過ごせましたでしょうか。

僕はというと、4日に休めただけで、あとは仕事でした。連休中でもレッスンを予約してくださる生徒さんがいらっしゃるので、とても嬉しい限りです。忙しいほうがハリのある生活が送れる質なものですから、休みが無くてもまったく問題ありません。

逆に休みができると、ついついスマホをいじる時間が長くなってしまいます。

このあいだ、NHKのおはよう日本で『スマホ脳』という本がフィーチャーされていて、どうしても読みたいと思ったので買ってみました。

実は、まだ渋沢栄一の『論語と算盤』を読んでいる途中なのですが、『スマホ脳』のほうが気になるので浮気しています。『論語と算盤』は現代語訳されていますけれども古い本なので、連日読んでいると疲れてくるんですよね。『スマホ脳』に切り替えて、ちょうど気分転換にもなっています。

ゾッとする話なのですが、現代人は1日に平均4時間もスマホを見ているそうです。僕も気になってスクリーンタイムを確認してみたら、1日平均3時間10分でした。そんなに見ている自覚が無かっただけに、スマホがいかに時間泥棒かを改めて知りました。

必要があってスマホを見るなら結構ですけれど、何となく暇つぶしに見ている時間が長いのが問題です。ただ、有名なアプリ(ツイッターやインスタなど)は、人間の脳みそをハックして、スマホを開かせるように仕向けているそうなのです。

言われてみると納得です。ついつい手持ち無沙汰になったとき、あるいは調べものをしたついでに、SNSを開いてしまうことって頻繁にありますからね。本当に注意しないと無意識でやってしまいますからねえ。

まだ読み始めたばかりなのですが、読了したときにスマホをどう扱える人間になっているかが楽しみです。アナログに戻るのも意外と悪くないのかも。