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TOEIC対策のリノキア英語スクールです。
センター試験に代わる新試験「共通テスト」がいよいよ実施されました。
英語は1日目に実施され、翌日には新聞などに問題が掲載されていましたので、ご覧になった方も多いかと思います。
ネットでは「TOEICに似ている」といった感想があり、TOEIC講師としては気になるものですから、日曜日にさっそくプリントアウトして解いてみました。
パラパラと見ていく限りだと、たしかにTOEICと似ているところがあります。第1問のテキストメッセージや第3・4問の複数パッセージ問題などはTOEICお馴染みの形式ですね。
ただ似ているのは見た目と問題設計であって、中身の英語はきちんと高校生向けのレベルになっていると思いました。要するにビジネスがテーマではありません。
また、TOEICパート5,6のような文法・語法の空所補充問題がなく、「オール読解」という点もTOEICとは異なります。それでも文法知識がないと解けない問題もあったので、すこしは文法も意識しているのでしょう。
とにかく文章量が多い
どんな問題かも知らずに解きましたが、すべての英文に目を通して最後まで解き終えるのに70分ほどかかりました。
高校生がこの分量を解ききるのは大変だと思います。
そして解きながら幾度となく「面倒くさい」と感じました。本文を参照しながらでないと答えが見つからないので、答えを決めるまでに時間がかかるのです。
細かいところの確認のために問題文と選択肢を行ったり来たりしないといけなくて、とにかくそれが面倒くさいですね。
TOEICのほうが答えは見つけやすいです。
共通テストはけっこう細かいところで引っかけてくる感じなので入念に読まないと怖かったですね。そうやって慎重に読んでいたら70分も経っていて焦りました。
そして第2問のBで登場した「fact / opinion」問題は、慣れていないと戸惑うと思います。
TOEICに慣れている身としては「factとしては正解だけど、opinionとしては不正解」みたいなことを根拠にして選ぶのにストレスを感じました。ナンカすっきりシナインダヨナア。
結論:やっぱりTOEICがいい!
TOEICとの類似点
共通テストの第3・4問では問題文となる文書が複数ありまして、これはTOEICパート7の#176以降の問題と同じ形式です。
そして複数の文書に散らばった情報をまとめて1つの答えを出すという問題設計もTOEICと同じです。
ひょっとしたらこの辺りはTOEICを意識したのかもしれませんね。
単語で言えば、repair、fund-raising、delivery feeといったTOEIC頻出のものが見つかり、「おっ!」と思いながら読みました。やっぱりTOEICを意識しているのだろうか??
しかしTOEICに似せたテストを作るくらいなら、TOEICそのものを受験してもらったほうが何かと良いのではないかと思います。就活や大学院進学でも使えるテストですから、高校生のときTOEIC対策をしておけば、後々になって活きるかもしれませんからね。
TOEIC講師としては、大学受験をする生徒たちがTOEICを通じて英語力のベースを作り、目標の大学を目指せるシステムが出来たら嬉しいと考えています。
大学入試に民間の英語テストを……みたいなことが話題になったとき、TOEICはいち早く退散しましたので、あまり期待はできませんが本当にそうなったら嬉しいですね。
さて、今後はどうなっていくのでしょう。
大学に入ったら早めにTOEICを!
次の4月から大学生になる子たちは、ぜひ1年生のうちにTOEICを受験してみてください。
受験で培った英語力があれば、700点くらいは余裕で狙えます。対策によっては800点や900点も目指せるので、英語力が衰えないうちにスコアを取ってしまうのがオススメです。
どうせ就活などで使うのですから、早いうちに取ってしまいましょう!
リノキア英語スクールではTOEICのマンツーマンレッスンを提供しております。英語力に合わせて満点講師が直接指導しますので、「何をすればいいのか分からない」と悩むことなく、目標スコアまで効率的に到達できます。
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お話を伺いながら目標スコアへの作戦を立てていこうと思います。
お気軽にご連絡ください。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。